メモ帳の切れ端

舞台で輝く推しを見てる

推しだからうまく立ち回れない

緊張しがちなところがある。部署の上司に話しかけに行くときでさえこの世の終わりの感覚になるくらいにはガチガチになるくらい緊張しいだ。
上司に怒られに行くわけじゃない。ただ仕事の相談をしたいだけ。だけど言う内容を頭でまとめている内にあーいやだなどうやって話そうかなーって考えていたら緊張してくるし、いつも以上に気を引き締めて話しかけに行く。地味にストレスが溜まるからいい加減緊張しないで話したい。
ただ不思議なことに緊張の度合いはいつも一緒。変な話だけど上司に話しかけに行くときと大勢の前に立って1人で発表をする時の緊張具合は大体同じ。むしろ大勢の前で発表するときのほうが緊張しないしリラックスして話せる。多分1対1のやりとりがダメなタイプだと自分では思っている。

推しに完落ちしたタイミングで接触の機会があったので軽率に行ったのはいいものの、初めての接触は案の定この世の終わりな気分でいっぱいだった。
正直冒頭の挨拶で推しがにこにこ話している姿を見ただけで大満足だった。イベントのメインはこれからだけどもう帰ってもいいとすら思ったし、順番待ちをしている間何で私ここにいるんだろうと思った。お前が自分で行きたいと思って整理券ゲットしに行ったからだよ忘れたのか。
少しだけ会話ができるといっても話す内容が固まらない。最後に見に行った舞台のことを言うべきか、次の舞台も見に行きますと言うべきか。いろいろ考えたけど結局推しと目が合った瞬間に言いたいことが一気に吹き飛んだ。やばい。
なんかもう頭真っ白で、この時の気持ちに近いBGMがこれだった。


アイドルマスター×北斗の拳「目が逢う瞬間」

あっだめだやっぱり喋るの無理だと思ったけどせっかくのイベントなのに何もアクション起こさないのはおかしい。だから推しの前に立って覚悟決めることにした。

滅茶苦茶緊張してるオタクだなと思われてもいいからと割り切ってこちらから話しかけたけどなんかもううまく話せないし恥ずかしいし変なことしか言えなかったし推しに滅茶苦茶笑われてしまって穴があったら飛び込んでたし逃げるようにその場を立ち去ってしまった。
至近距離で推しが見れたのは嬉しかったしこんなド緊張してるオタク相手でも目を合わせて話を聞いて返してくれた推しは優しかった。とんちんかんなこと言ったのに笑ってくれたのはむしろ救いだったと思ってる。

推しだからうまく立ち回れないの辛いし恥ずかしい。スマートに応援してます!って伝えたかったのにそれができなったのが辛い。
そんな感じで騒いでいた私を過去俳優にハマっていたことのある知人が「大丈夫、推しは基本的に仕事でやってるからあなたのことはじゃがいもくらいにしか思ってないよ」と言ってくれて、その言葉が私をすごく勇気づけてくれた。ようは色々考えすぎないで普通でいいんだよって話。

その後に行った別の現場の接触では自分のことをベルトコンベアに乗ったじゃがいもと思いながら参加した。
するとイベントで初めて見た、可愛いなと思った俳優さんに「めっちゃかわいかったです」って言えた。正直自分でも「自然に言えた!」ってびっくりした。俳優さんは笑ってありがとう!って言っててそれもまた可愛かったし、俳優さんの表情も落ち着いて見れた。緊張してるけど大勢の人の前で立ってる時の気分に近い。じゃがいも作戦いけるぞ!この調子なら推しにも落ち着いてお仕事頑張ってくださいって言えるぞ!いけるいける!

だけど推しを前にすると1対1の気分になって緊張してたどたどしい感じになってしまった。早い話がじゃがいもになれなかった。推しと目が合った瞬間「ヒャア!推しがこっち見てる!」ってまた頭真っ白になってしまった。
それでも初めて話したときよりは落ち着いて言えたのが救い。頑張ってくださいの一言を、前は言えなかった一言を伝えられただけでよかった。推しはこんなオタクにも笑ってくれるから本当感謝しかない。

元気にお仕事してる推しが見れたのは嬉しかったけど消えてなくなりたい。
次に会うときまでにはじゃがいも極めてもっと落ち着いて頑張ってくださいって言えるようにしたい。推しは上司じゃないんだから。もっと普通に応援の言葉をかけたい。